四国八十八ヶ所お遍路の旅。【7番札所】光明山 蓮華院 十楽寺(こうみょうざん れんげいん じゅうらくじ)

2024年2月8日

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ビジネスホテル光明会館が併設されており、お遍路さんの宿として利用することが可能です。

十楽寺

本尊:阿弥陀如来

本尊真言:おん あみりた ていせいから うん

宗派:真言宗単立・高野山真言宗

ご詠歌

人間の 八苦(はっく)を早く 離れなば 到らん方は 九品十楽(くぼんじゅうらく)

・「八苦」とは、生老病死(しょうろうびょうし)の四苦に愛別離苦(あいべつりく)、怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとくく)、五陰盛苦(ごおんじょうく)を加えたものです。

・「九品(くぼん)」とは、極楽浄土に行く前に、生前に積んだ功徳の大きさによって9等の順位に分けたものです。

・「十楽」とは『往生要集(おうじょうようしゅう)』などで説かれている、極楽浄土で味わえる聖衆来迎楽(しゅうじょうらいごうらく)から増進仏道楽(ぞうしんぶつどうらく)までの十種の喜びをいいます。

「人間が感じる八苦から早く脱してしまうことができたなら、あの世で迎えるであろう世界は九品十楽の世界だろう。」と詠まれています。

十楽寺というお寺の名前に”10”が入っているので、7番札所の”7”、八苦の”8”、九品十楽の”9”と”10”で、数字を並べたご詠歌を詠んでみたのかもしれませんね。

場所

公式サイト:https://jyuurakuji.com/

宿坊:あり(70人)要予約、不定休。

電話:088-695-2150

〒771-1509 徳島県阿波市土成町高尾字法教田58

徳島自動車道土成インターチェンジから車でおよそ5分の所にあります。

20台ほど停められる駐車場があります。A.M7:00~P.M.17:00

バス1,000円
営業用普通自動車5,000円

御朱印

歴史

弘法大師が開基しました。「この世で人は生老病死など四苦八苦からは逃れられないが、そんな中においても十の光明と楽しみが得られるように」と願い、光明山十楽寺と命名したといいます。

1528年(天正10年)、長宗我部元親の兵火により焼失。本尊は火をまぬがれ、1635年(寛永12年)、江戸時代初期に南に3kmほどの現在の地に再建されました。

1994年(平成6年)に現在の木造の本堂を建立。

見どころ

【門】

【治眼疾目救済地蔵尊】本堂隣の祠(ほこら)に眼病に霊験あらたかとして知られる治眼疾目救済地蔵尊が祀られている。

【愛染明王】は煩悩を悟りに変え、息災・増益・敬愛・降伏の4つの御利益があります。

次の8番札所「熊谷寺」まで約4㎞(車で約10分)です!

徳島県

Posted by いけち