四国八十八ヶ所お遍路の旅。【第2番札所】日照山 無量寿院 極楽寺(にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ)

2024年4月28日

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朱塗りの仁王門を入ると極楽浄土を思わせる美しい庭園が広がります。40段ほどの石段をのぼった正面に本堂があり、右手奥が安産大師とも呼ばれる大師像があります。

弘法大師のお手植えと伝わる樹齢約1200年の「長命杉」は触れることで、家内安全、病気平癒、長寿を授かるという霊木です。

極楽寺

本尊:阿弥陀如来

本尊真言:おん あみりた ていせい からうん

宗派:高野山真言宗

ご詠歌

極楽の弥陀の浄土へ行きたくば 南無阿弥陀仏口ぐせにせよ

「極楽浄土の世界に行きたければ、この極楽寺で念仏を何度も唱えなさい。」と詠まれています。

場所

公式サイト:http://www.ca.pikara.ne.jp/gokurakuji/

宿坊:あり(150人)

電話:088-689-1112

徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12

40台ほど停められる無料の駐車場があります。

藍住インターチェンジから、県道1号線を板野町方面へ進み、次に県道12号線を鳴門市方面へ走ると左手に極楽寺があります。

御朱印

歴史

815年(弘仁6年)、弘法大師が42歳の時にこの地で37日間の「阿弥陀経」を読誦(どくじゅ)して修法すると、結願(けちがん)の日に阿弥陀如来が出現しました。弘法大師はその姿を刻んで本尊として安置したそうです。

この本尊は尊容が美しく、霊験の光が紀伊水道の長原沖まで達して漁の妨げになるため、本堂の前に小山を築いて光を遮ったという故事から山号を「日照寺」としました。

大正年間(1573~1592)、土佐の長宗我部元親の阿波侵攻の際に兵火で焼失。1659年(万治2年)、江戸時代に徳島藩主の蜂須賀光隆が本堂を再建しました。

見どころ

【安産大師】大師堂の大師像は安産大師と呼ばれています。弘法大師が流産ばかりしてしまう婦人に加持祈祷をしたところ、即座に子宝に恵まれたという言い伝えがあります。

【願掛け地蔵】仁王門の左手にあり、お地蔵さんの真言を唱え自分も精進努力すれば、不思議なご利益があるとされています。

長命杉

【長命杉】鳴門市の天然記念物に指定されている長命杉は、高さ31m、周囲6m、樹齢1200年の霊木で、弘法大師が植えたとされています。

触れると病気平癒や長寿も授かると言われています。

仏足石

【仏足石】は釈迦が石の上で説法した際に、石に足跡が残ったとされるものです。

次の3番札所「金泉寺」までは約3㎞(車で約10分)です!

徳島県

Posted by いけち